食べさせる時間は、保護者の方の都合や赤ちゃんの食欲、機嫌によって、落ち着いて食べられるときを選んでかまいません。
離乳食を始める前に、離乳食の進め方や、離乳食を与える時間の計画をあらかじめ立てておくと安心です。生活のリズムを整え、起きている時間と寝ている時間がある程度はっきりしてくると、離乳食を与える時間を計画しやすくなりますよ。
離乳食を与える際、気にしすぎる必要はありませんが、注意すべきことがいくつかあります。
上記の体験談に関連して、産婦人科医のサッコ先生こと高橋幸子先生の解説をお届けします。
食べ物を前歯で噛み切って歯ぐきでモグモグ食べるように。自分で食べたくなったり、触りたくなったりする。
離乳食を始めるといままで黄色だった赤ちゃんのうんちの色が変化します。赤ちゃんの消化器は未成熟のため、うんちが緩くなる場合もあります。
初めて離乳食をあげる食品としては、つぶしがゆから始めることが一般的ですが、
舌を前後左右上下に動かして食べられるように。食べ物を前歯でかじり取り、それを舌で奥の歯ぐきに移動させ、歯ぐきでつぶして食べられるようになります。
食べる食品は、食べられるかの硬さで判断し、卵、乳、小麦のアレルギーには慎重にしていきましょう。
「〇ヵ月になったから」と月齢だけで離乳食を始めるのではなく、赤ちゃんが発している成長のサインを見て、離乳食を始めてみてはいかがでしょうか。
しかし、実際は周りの子やレシピ本と比較して、同じでなくてはならない 赤ちゃんとのお風呂離乳食初期 と思ってしまいがちですよね。
また、加熱してある果物として、缶詰やジャムなどがありますが、缶詰やジャムは砂糖もたくさん含まれておりとても甘いです。離乳食のうちは果物本来の自然の甘さを経験させてあげましょう。
鯛は低脂肪、消化吸収がよく、アレルギーの心配も少ないので、最初に与える魚として◎。
魚や肉は、出汁や少量の調味料で味付けして煮込むのがおすすめ。大人用のカレーなどを作る際、ルーを入れる直前の状態から取り分けて離乳食用に味付けするなど、作り方を工夫すれば楽に手作りできます。